大阪王将が世界初の「炒め調理ロボット」を店舗にテスト導入、炒飯・野菜炒めなど、熟練のレシピを再現 TechMagicの「I-Robo」

大阪王将はTechMagicが新たに開発した世界初となる炒め調理を自動化するロボット「I-Robo(アイロボ)」を2023年夏より店舗にテスト導入し、調理工程の自動化実現を目指すと発表した。


職人クオリティの料理を再現する調理ロボットを導入

飲食業界では人材不足が大きな問題となっており、特に料理人の確保・育成は喫緊の課題となっている。

全国に350店舗を展開している大阪王将では、職人いらずの事業展開を目指し、職人クオリティの料理を再現するTechMagicとの協業を決定。TechMagicが開発した調理ロボットI-Roboを2023年夏にテスト導入し、調理工程の自動化実現を目指すとしている。


炒飯・野菜炒めなど、熟練のレシピを再現

TechMagicが開発した調理ロボットI-Roboは、炒飯・野菜炒めなど、熟練のシェフのレシピを自動で再現。調理するメニューに応じて、加熱温度、加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟且つ適切に調整することができる。


調理ロボットI-Robo: 調理と洗浄を自動化

また、I-Roboは、液体調味料の自動供給機能をオプションで追加可能。調味、攪拌、加熱、調理後のフライパンの洗浄といった一連の動作を自動化することができる世界初のロボットとなっており、飲食業界の人手不足の課題に対し省人化を推進し、解決を目指すとしている。


液体調味料の自動供給機を付属した調理ロボットI-Robo

尚、I-Roboのテスト導入店舗およびテスト導入実施期間などは、現在調整中とのこと。

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ロボスタ編集部

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